近鉄8A系

先週の土曜日(6/15)妻の実家へ日帰りで帰省しました。
道中、徳庵過ぎて近畿車輛の工場で南海8300系を撮影しました。ステンレスの車体ですが、従来の東急車輛(現在の総合車両製作所)から変更して製造されています。
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【南海8300系】
ステンレスボディにコーポレートカラーの青と黄色のラインをまとった通勤電車です。
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【後方の赤いボディの車両に注目です】
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【近鉄と南海の新造車のショットです】
その隣に赤い車体の車両が確認できました。撮影当時は東京メトロの2000系かと思いましたが、よく見ると近鉄の新型一般車両の8A系でした。この車両はカラーリングはGKインダストリアルデザインが80000系「ひのとり」同様に担当しています。平成12年に登場した一般車両「シリーズ21」と大きく異なり、近鉄らしい赤色と白色のツートンカラーを採用しています。
内装は関係のデザインは、「WEST EXPRESS 銀河」「えちごトキめきリゾート 雪月花」などに関わったイチバンセンの川西康之氏が手がけています。
10月から運行開始し、今年度は4両編成を12本、計48両導入される計画です。運行線区は奈良線、京都線、橿原線、天理線の予定となっています。来年度以降、大阪線、名古屋線、南大阪線でも新型一般車両の投入を予定しています。
やっと導入かという思いです。名阪甲特急へ80000系「ひのとり」の投入などもあって他社に比べても老朽化が著しい一般車両への投入ですが、もっと早く出来なかったのかと思います。
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【JR西日本の100系V編成の先頭車】
JR西日本から譲渡された車両です。その後再塗装・整備し、外観だけでも見れるように学研都市線から見える場所に移設されました。
100系新幹線は先頭形状のデザインに近畿車輛の案が採択され、2階建車両の食堂車のデザイン・設計を担当するなど当時の技術が詰まった、思い入れのある車両との事です。
私も何度も帰省時などに利用しました。2階建車両の階下席は指定席車両でして、2−2列の配列になっていて、AVサービスも行われていて、乗りドク車両でもありました。

300系以降の単なる移動空間になった味気ない車両(500系や700系E編成、N700系S及びR編成を除く)を見ていると、実に遺憾な限りです。
それからマイル獲得や空港でのラウンジサービスなどを考慮して。飛行機の利用も多くなったように思えます。

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